アベリアは丈夫でお手入れが簡単な上に可愛い花がたくさん咲くので、花が咲く生け垣としてとても多く植えられていますね。
しかし、アベリアは生育が旺盛でドンドン増えるので好みの大きさに揃える強剪定も必要になります。
ここではアベリアついて以下のポイントをまとめています。
・アベリアについて
・アベリアの剪定方法と時期
・アベリアは根元で強剪定はしても大丈夫?
・アベリアが枯れる原因
・ヒアベリアの植え付け時期
どういったお手入れば必要か知っておけば、アベリアのお手入れがもっと楽しくて簡単になりますね。
洋風の庭によく合うアベリア
アベリアは4月から11月の長期間でたくさんのツリガネ状の小さな花を咲かせ、一般家庭であれば樹高が1m~2mほどの常緑低木になります。
ここ10年ほどで一般家庭やマンションなどの植え込みに見ることが一気に増えていますね。
種類 | 常緑低木 |
最大樹高 | 1m~2m |
成長速度 | 早い |
植栽場所 | 日なた、明るい日陰 |
お手入れの難易度 | 簡単 |
水やり | 植えて2年~3年ほどした木は雨だけで十分 |
花の色 | 白色、ピンク色 |
アベリアを剪定する方法や時期
アベリアの剪定時期は11月から3月です。
4月頃から6月頃には花芽を付けるので基本的な剪定は3月までに行います。
しっかりと株が根付いているアベリアであれば何処で切っても、切った部分から新しい枝が伸びます。
樹形を整えるだけであれば飛び出している枝を適宜切っても構いませんが、4月から11月まで花が咲くのでその間に強く刈り込むと花が終わってしまいます。
アベリアの強剪定をして大丈夫な時期
アベリアの強剪定は11月から3月上旬までで、厳寒期以外に行ないましょう。
アベリアは増えすぎても困りますし、大きくなると花付きが悪くなるので花付きが悪くなった場合は強剪定でかなり小さくしてしまってもホトンドの場合で大丈夫です。
適度に残して強剪定するのであれば、古くなっている太い枝を間引いて、新しい枝だけ残すようにすると花は減りますが自然樹形で楽しめます。
アベリアが枯れる原因
アベリアが枯れる原因には以下のようなことが考えられます。
・水のあげすぎで根腐れしている
・日当たりが悪すぎる
中でも、アベリアの花が咲かない理由として多いのは、水のあげすぎや水はけが悪すぎて根腐れを起こしていることが考えられますね。
アベリアは地植えの場合は一度根付けば雨以外に水やりは必要ないくらいに乾燥に強いですので、どちらかと言えば乾燥気味の方がよく花が咲きます。
しかし、周りに植えている木と同じように毎日水を上げて、いつもジメジメした状態にしてしまうと根腐れを起こして枯れてしまうこともあります。
アベリアの植え付け時期は?
アベリアの植え付け時期は3月から4月です。
庭植えであれば、日当りが良く水はけの良い場所であれば土壌はそれほど選びません。
ただし、寒さにはそれほど強くないので、冬に寒くなる地域ではしっかりと日が当たる場所を選びましょう。
1月から2月に寒肥として堆肥、油かすを一握りから二握り、9月頃に追肥として緩効性化成の肥料を施しましょう。
アベリアの挿し木
挿し木は、6月から7月の梅雨時期に行うと良いですね。
若い少し太めの元気な枝を選んで、10cm程切った後に1時間ほど水に付けておきます。
その後、植木鉢などに移して半日陰で水切れに注意すれば発芽するでしょう。
ただ、アベリアは放置していても勝手にドンドンと増えて困るくらいですので、挿し木をしようとする人は少ないでしょう。
アベリアの病気
アベリアはホトンド病気や害虫の心配をする必要はありません。
日当りと適度な乾燥さえ気をつけておけば大丈夫です。