ハイノキを剪定する方法と時期・お手入れ簡単のシンボルツリー

 

 

基本的に、ハイノキは成長が遅いので放置していても大丈夫ですが、ここではハイノキの剪定の時期や方法についてまとめています。

お手入れ簡単のシンボルツリー「ハイノキ」

 

常緑樹で成長が遅いために「お手入れ不要」のシンボルツリーとして好まれるハイノキです。

常緑樹ですが、温暖な気候を好むため主に関東より西で育ち、寒い場所では葉が少なかったり、常緑なのに葉が落ちてしまったりします。

春に白い花を咲かせて、その後に緑色の実も楽しめます。

それでは、ハイノキについてチェックしてみましょう。

種類	常緑樹
最大樹高	3m～４m
成長速度	非常に遅く1年で20cm～30cmほど
植栽場所	半日陰で西日に弱い
お手入れの難易度	とても簡単
水やり	植えて2年～3年ほどした木は雨だけで十分
花の色	白い花
実	濃い紫の実がなる　食べられない
属種	ハイノキ

 

 

ハイノキの剪定をする時期

 

 

ハイノキの剪定時期は1年を通していつしても構いません。

剪定方法としては、内側で混み合っている内向きの枝を少し取る、枯れ枝を剪定する程度で大丈夫です。

剪定をせずに完全放置をしていても8mくらいの巨木になるのに数十年掛かります。一般家庭では2mの苗木を植えて、4mにもなれば大きい方だと言えるでしょう。

 

 

ハイノキの強剪定をして大丈夫な時期

 

すでに数十年同じ場所に住んでいるお宅であればハイノキを強剪定して小さくしたい人もいるかも知れませんね。

ただ、ハイノキはあまり強く無い木なので一気に強剪定や枝下ろしをしてしまうと、そのまま枯れてしまったり、弱ってしまって復活するのにかなり時間が掛かってしまう可能性が高いです。

こうなると適当に切ってしまっては怖いので、しっかりとした植木屋さんに依頼した方が良いでしょう。

ハイノキの剪定の注意点

 

良くわからないからと刈り込みで形を整えてしまう人がいますが、木が弱ってしまう原因になるので止めましょう。

ハイノキは基本ノーメンテナンスです。

ハイノキの花が咲く時期

 

ハイノキは4月～5月に花をたくさん咲かせます。

花の形は小さな5枚の花弁で、たくさんの雄しべが特徴です。

花言葉は「誕生花」。

ハイノキの実がなる時期

 

ハイノキは花が終わってから緑の実が出来て、徐々に赤紫のブルーベリーのような色になります。

人が食べても美味しくない実ですが、実の時期になると鳥が食べに来ます。

 

ハイノキを苗から育てる

 

ハイノキの植え付け時期は4月～6月です。

半日陰で水はけの良い土壌を好みますので、植える場所を掘ってみて水がにじむような湿り気が多い場所は止めておきましょう。

水はけが気になる場合は植え付ける場所には、深めに掘ってしっかりと3割位の腐葉土を混ぜてあげると良いですね。

植えて2年程で葉っぱが落ちてしまって木に元気が無いということは良く起こりますので、最初の植え付けから3年ほどは木を抜けない木でもあります。

ハイノキはシンボルツリーとしても人気なのですが、どちらかといえば弱い木なので植木屋的には少し避けたい木と言えますね。

ハイノキは成長が遅い分だけ高級な木ですが、すぐに枯れてしまっては枯れ保障で損をしてしまいますからね。

 

 

ハイノキの販売価格

 

ハイノキは成長が遅いため、苗木も高くなります。

高級な木ですので、植える場所、土壌、植えてからの管理に注意してくださいね。

枯れ保障のある植木屋さんで植えてもらうのがおすすめです。

 

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すでに大きくなった木や自分ではどうしようもない場合は、一本からでもお手入れに来てくれる植木屋さんにお願いしてみるのも良いですね。

たくさん庭木がある中で1本だけという指定も可能ですし、新しく植えたい木の相談にものってくれますよ。

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