植木屋や庭師というと、頑固親父や強面の男性がやっているイメージですね。
結論から言えば、女性でも植木屋に転職することはできます。
しかし、絶対数は少ないと言わざるを得ないのは事実ですね。
ここでは「女性が植木屋さんに転職するのに、なにかデメリットはあるのか?」ということについてまとめています。
女性が植木屋に転職してデメリットはある?
女性が植木屋に転職した場合は、一般的にいくつかのデメリットが考えられます。
あくまで一般目線なので例外の人も居ると思いますが、私が一緒に働いたことがある女性達は大体は同じようなことを口にしました。
現場によっては負い目を感じることもあると話していましたね。
女性の植木屋は高木作業など危険な仕事ができない
女性の植木屋でも3m~4m程度の木であれば問題ありません。
しかし、7m~8mの高さになって、その上で作業をしなければいけないとなると、女性に一人で現場に行ってもらうことはできなくなります。
もちろん、女性側としても「私は大丈夫!なんとかします!」という気持ちで頑張る人もいます。
ただ、残念ながら本人は良くても「無理をして怪我をされると困る」ということがあります。
また、お客さんも自分達ではできないから業者を頼ったのに「自分よりか弱そうな女性」が来ると不安に感じられてしまうという面もありますね。
女性の植木屋は力仕事で不利になる
一部例外を除けば、どうしても力仕事の面で女性は不利になってしまいます。
伐採作業などでは、太い幹を運ぶ必要があります。
庭造りなどでは砂利の搬入は、一袋10kg~15kgはある残土の搬出など重いものを何度も往復して運ばないといけないような仕事もあります。
この場合も男性なら一人でこなせる仕事を2人でこなさないといけなくなりますので、女性スタッフは申し訳ない気持ちになると話していました。
庭木のお手入れより草むしりや草刈りなどが多くなる
会社側としては、いつも一人では動くことができない女性スタッフには一人で行ってもらっても問題ない仕事をメインにして配分します。
そうなると「草むしり」「草刈り」という仕事任せることが多くなりますね。
また、どうしても現場では下働き的な扱いをされやすくなってしまいますので、女性スタッフはあまり長く続かないという結果になってしまいます。
樹液などで肌がかぶれてしまう
樹液で肌がかぶれるのは男女共通ですが、男性であれば多少顔がかぶれてしまっても「やられた」で済みますし、多少後が残っても気にしません。
しかし、女性の場合は後に残ってしまうと可哀想なことになりますね。
もちろん、かぶれるのが嫌なので夏場でも全身覆うように作業着を着て作業をしていたりしますが暑くて大変です。
肌のかぶれは2回~3回ほどやられると、仕事のキツさと相乗効果で嫌になって止めてしまう女性も少なくありません。
まとめ
女性の植木屋さんでも3年も頑張れば、下手な男性よりも断然動ける人も出てきます。
特に女性の植木屋さんの場合は「〇〇さんに来て欲しい」と指名が掛かることも多く「女性の方が仕事が丁寧で良い」と言われることが良くありました。
女性の植木屋さんは絶対数が少ない上に、男性と比べれば不利になる点も多いです。
しかし、会社によっては女性スタッフを増やしたいのに増えないと嘆いていることもあるので、チャレンジしてみる価値はあるりますよ。
転職サイトなどでも、会社のホームページなどをチェックして女性スタッフが居るのか確認してみると良いでしょう。