あと、オリーブに実がならないのはどうしてですか?
オリーブは適当に切ると枝が増えて混み合ってしまうので、どうして良いか分からなくなりますよね。
柔らかい雰囲気の木だと思って植えたのに、なんだからしなやかさよりも、イガイガしたイメージになってしまっているオリーブも良くあります。
ここでは、オリーブを剪定する時期やオリーブの実がならない理由などをご紹介しています。
実が楽しめてシンボルツリーとしても人気のオリーブ
オリーブは成長速度も早く、樹勢が強いので初心者でも比較的簡単に楽しめるためにシンボルツリーとしても利用されます。
基本的に温暖な場所を好みますが、耐寒性も強いためいろんな地域で植えられています。
それでは、オリーブについてチェックしてみましょう。
種類 | 常緑樹 |
最大樹高 | 5m~10m |
成長速度 | 非常に早く1年で30cm~50cmは伸びる |
植栽場所 | 水はけが良く、日当たりの良い |
お手入れの難易度 | 適当ならとても簡単・本格的には難しい |
水やり | 地植えで2~3年ほど成長した木は雨だけで十分 少雨で乾燥が続く夏場は水やりをする |
花の色 | 小さな白い花 |
実 | 食べられる実がなる |
属種 | オリーブ |
オリーブの強剪定をしてもよい時期
オリーブの強剪定をする時期は成長が始まる前で休眠期の2月から3月までです。
一番良い時期は暖かくなり始める3月上旬ころになるでしょう。
この時期に強剪定をして樹形を整えますが、実はバツバツと刈り込みなどで全体の半分も切ってしまうと翌年に実がなりません。
実を楽しみたいのであれば枝先を切るのではなく、透かす様に大きな枝を抜きながら小さくしていきましょう。
軽くしなだれた枝を残しながら形を整えて行けば綺麗な形になりますね。
オリーブの実は枝全体を見て枝先からの三分の一位までの間に付きますので、葉張りを小さくしたい場合は枝先の三分の一の半分程度を目安にすると良いですね。
オリーブの太めの枝を切ったときは必ず癒合剤を塗って菌が入らないように注意して下さい。
オリーブを剪定する時期
基本的に、植えてから3年から4年ほどは放置で様子を見ておけば良いですが、気になる部分があれば少し切るくらいは1年を通して行っても大丈夫です。
ただし、あくまで枝先を切らずに透かすようにして、内側に向かって伸びている枝や交差してしまっているような枝など気になる箇所を少し抜く程度にした方が良いですね。
春から秋に掛けては一気に飛び出してくる枝が増えるので、そういった枝は翌年の実付きが悪くなる原因にもなるので切り戻してしまって形を整えてあげるようにしましょう。
オリーブは台風などで倒れやすい
オリーブは根がそれほど張らないので台風で倒れやすい木と言えます。
台風の通り道になっている様な地域では強風が直接当たる場所は避けた方が良いですし、植えるのであれば必ず支柱も添えておきましょう。
すでに大きなオリーブでも念のために支柱は使っておいた方が良いですね。
オリーブの葉が枯れてしまっているのは梢枯病
オリーブによくある病気は葉が枯れてしまう梢枯病です。
これは、発症していると思ったら枯れている部分と元気な部分を3cm~5cmほど含めてすぐに部分的に切ってしまうと良いでしょう。
枯れている部分が残っていると症状が広がってしまいますし、切り落とした枝は処分しないとそこから広がるので要注意です。
また、切り口にはトップジン水和剤など殺菌剤を塗っておくとより安心です。
オリーブの花が咲く時期
オリーブは5月から6月にかけて白い小さな花が咲きます。
ただ、この時期は雨が降りやすい時期でもあるので、あまり雨が多いと受粉もできずに花が散ってしまい実がならないということはよくありますね。
鉢植えにしているのであれば、雨が多いときは軒下に入れてあげると良いでしょう。
オリーブの実がなる時期
オリーブは5月から6月に小さな花が咲き、そこで受粉した約10%程度が実になります。
オリーブの実はかなりたくさんなりますので、実を楽しみたいのであれば大きな実を残して周辺の小さな実を取ってしまうとより大きな実を楽しめるようになります。
一房に一粒くらい大きめで綺麗な実が残るようすると良いですね。
オリーブの実がならない理由
オリーブの実がならない理由は、先にご紹介した「雨の影響」「剪定で切りすぎた」「日当たりが悪い」以外にもいくつかあります。
●近くに別品種のオリーブがない
●オリーブに水やりをしていない
●オリーブを植えてからそれほど時間が経っていない
●土壌に栄養が足りていない
●別品種の開花時期がずれている
近くに別品種のオリーブが無い
オリーブは1本でも実がなる「ルッカ」「ミッション」「ピクアル」などがありますし、ご近所さんが近くで植えていれば受粉ができるのでそれでも実はなります。
ただ、1本では実が少ないので、本格的に楽しみたいのであれば別種のオリーブを近くに植えてあげるのが一番確実ですね。
オリーブに水やりをしていない
オリーブは水はけの良い日なたを好みますが、乾燥してしまうと実が付きにくくなります。
特に7月から9月の猛暑期は土壌を観察しながら乾燥していると思ったら、適度に水やりをした方が良いですね。
気温の高い時間に水やりをすると根が弱るので、朝の涼しい時間にしましょう。
オリーブを植えてからそれほど時間が経っていない
1m程度の苗木を植えてからオリーブの実がなるまでは、すくなくても3年ほどは掛かります。
挿し木でも5年以上は掛かりますので、根気強く待つしかありませんね。
オリーブの土壌に栄養が足りていない
オリーブは巨木になっていればそれほど気にする必要はありませんが、2mから3m程度の庭木の場合は適度に肥料をあげる必要があります。
基本的には開花前の2月~3月、実を付けた後の10月~11月に有機肥料をあげると良いでしょう。
また、オリーブは酸性の土壌を嫌いますので、同じく2月~3月頃に苦土石灰を入れるのがおすすめです。
別品種のオリーブの開花時期がずれている
オリーブの実を結実させるには別品種のオリーブが2本必要ですが、この2本の開花時期がずれてしまっていると受粉出来ないので意味がありません。
・「マンザニロ」と「ルッカ」
・「ルッカ」と「ネバディロ=ブランコ」
・「ミッション」と「ネバディロ=ブランコ」
もちろん、他にもいろんな品種がありますので、植木屋さんや花屋さんと相談して見るのも良いですね。
オリーブを苗から育てる
オリーブを苗から育てるのであれば、植え付けは3月中旬から5月下旬くらいがベストです。
水はけの良い土壌を好むので、腐葉土と苦土石灰を混ぜて土壌を作りましょう。
地植えの場合は雨水で十分間に合いますが、少雨で乾燥が続く夏場は乾燥を防ぐために朝の涼しい時間に水やりをした方が良いですね。
オリーブの苗木の販売価格
オリーブの木は人気の木でたくさん出回っていますが何故か高めです。
耐寒性も高いので多少寒い場所でも大丈夫ですが、雪が降るような場所に植えるのであればまずは鉢植えで育てて少し大きくしてから地植えにすると良いですね。
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