草むしりは何度やってもまた生えてくるのが分かっているので、しないといけないと考えただけで嫌になりますね。
しかし、草むしりも時期やタイミングを考えてすればかなり簡単になりますし、次に生えてくるのを抑えてくれることもできるので簡単にご紹介しましょう。
もくじ
草むしりをする際の注意点
まず、草むしりをする際に注意するポイントをチェックしておきましょう。
・できれば顔もネットでカバーできる帽子を着用する
・蚊や虫にやられないように全身をカバーして、通気性の良い服を着る
・夢中にならずに定期的に水分を補給し、30分に1回は休憩する
私が植木屋として仕事している時も、虫にやられるのが嫌だからと通気性の悪いカッパなどで全身を覆って作業している人がよく見かけましたが、本当に危ないので注意した方が良いですね。
草むしりをしながら熱中症を起こして倒れてしまう人も少なくありませんし、夏場でなくても体調を崩してしまうこともありますよ。

庭の雑草には2種類ある
草むしりの時期やタイミングを知る為には、まず草には大きく2種類があることを理解しましょう。
どの時期に草むしりをするかは、草の種類によって変わります。
3月頃と9月頃に成長する一年生雑草
1年生雑草と言われる雑草3月頃に発芽して秋に枯れる草、9月頃に発芽して冬を越して春に枯れる草があります。
どちらも3月頃や9月頃に発芽して成長しますので、伸び始めるタイミングで根こそぎ取ってしまえば次の時期まではたくさん増えることを防ぐことができますね。
1年中いつでも生える多年生雑草
多年生の雑草は1年中いつでも成長するのでやっかいな草です。
雑草で困っているお庭などに生えているのは多くが多年生の雑草で、取っても取っても生えてくる困った存在ですね。
多年生の雑草は表面が枯れていても根っこさえ残っていれば同じ場所から生え続けるので、冬に枯れても春にはキッチリと生えてきます。

草むしりの時期とタイミング
一年生の雑草でも、多年草の雑草でも一番最初に発芽が始まるのは春の時期でも3月頃です。
冬に枯れた雑草が元気よく生えてきますので、草むしりをするタイミングと言えるでしょう。
芽が出始めたところの雑草であれば根っこも浅く草取り鎌で軽く撫でるだけでも取れます。
一年で草むしりをするには一番タイミングが良い時期は6月
いくら春に草むしりをしたとしても、6月の梅雨でたっぷりと水を与えられた草が梅雨の後に一気に成長しますね。
梅雨が終わって夏になってからでは成長しきっていて大変ですので、6月から夏に向けて成長が始まる雑草を6月終わり頃に全て叩いてしまいましょう。
梅雨の合間であれば、地面も柔らかくなるので草むしりも楽になりますし、この時期にシッカリとしてして上手く行けば次の春までそれほど気にならない状態にできますね。
秋に雑草が芽吹いて次の春まで越冬する9月
9月頃も1年生の雑草が成長するタイミングですが、ここで草取りをすれば次の3月頃に生える草の量を減らすこともできます。
1年生の雑草や多年生の雑草など種類は色々とありますが、ハッキリ言ってそんなモノはどうでも良いですね。
草むしりのタイミングまとめ
基本的には草むしりのタイミングは生え始めて小さい時に取り除くというのが鉄則です。
7月から8月などガッチリと根付いてしまってからでは取るのが大変ですし、根が土の中に残ってしまうので、夏の太陽の日差しを浴びてとった矢先に生えてきますね。
年間に3回もやってられないということであれば、6月終わり頃→9月頃→3月頃の順におすすめのタイミングとなるので頭に置いておくと良いですよ。
自分で草むしりをするのが面倒なので業者さんに頼むにしても、酷い状態になってから頼むよりも生え揃ったかな?というタイミングで依頼するのが料金も安く済んで良いですね。
特に5月から12月は植木屋さんは忙しくなるので、梅雨で少し手が空く6月頃に作業に入ってもらえるように無料見積りしてもらうのがおすすめです。
