ソヨゴの剪定をする時期・強剪定するならいつがいい？

 

ここでは、ソヨゴの剪定や強剪定の時期についてまとめています。

シンボルツリーになるソヨゴ

ソヨゴは成長が遅く、お手入れが簡単なためシンボルツリーとしても人気があります。

洋風の家でもシンボルツリーとして植えられている場合もありますが、やはりどちらかと言えば和風の家が似合いますね。

種類	常緑樹
最大樹高	3m～7m
成長速度	非常に遅く10年で1m前後
植栽場所	直射日光よりも半日陰
お手入れの難易度	とても簡単
水やり	植えて2～3年ほど成長した木は雨だけで十分
花の色	小さな白い花が咲く
実	雌株に赤い実がなる
属種	モチノキ

 

ソヨゴの花が咲く時期

 

ソヨゴは、5月～6月頃に小さな白い花をたくさん咲かせます。

雌株と雄株で若干花の形が違いますが、雄株の方がたくさん花が付きます。

 

ソヨゴの実がなる時期

 

ソヨゴの実は、10月頃に赤い小さな実がたくさんなります。

基本的にソヨゴの実は雌株にしかなりませんが、人気がある木のためご近所に植えられている雄株の影響で雌株だけでも結実することが多いです。

雌株は雄株と比べて花付きが少ない代わりに実がなりますね。

 

 

ソヨゴの剪定をする時期

 

 
ソヨゴの剪定をする時期は12月頃がベストです。

時期的には2月に整枝程度すると良いという人もいますし、花が終わってから6月が良いと書いているサイトもありますが、基本的に実を楽しんだ後の12月頃が一番良いですね。

どの時期にするにしても、剪定は年に1回だけ枝を透かす程度の剪定をすれば大丈夫です。

小さな枝が混み合っていると「すす病」や枝にたくさん貝殻のようなものが付く「カイガラムシ」の原因となりますので、混み合っている場合は「枝葉がそよそよするように」透かし剪定をしてあげましょう。

ソヨゴは成長を続ける内に「主幹」から遠い部分ばかりに葉っぱが付いてきて、主幹から近部分には葉っぱや花が減ってきます。

 

 

ソヨゴの強剪定をして大丈夫な時期

 

ソヨゴは年間を通じて強剪定は厳禁です。

基本的に、成長速度も10年で2mほどと非常に遅いので、強剪定の必要はありません。

高さを止めておきたい場合だけ、2月頃に木の頭頂部を良いところで切っておくと良いですね。

この場合も一気に切るのではなく、1年単位でゆっくりと切り下げる様にするのがおすすめです。

ソヨゴの剪定の注意点

 

ソヨゴの元気がなくなったり、枯れたりする原因は「剪定のし過ぎ」です。

成長の遅い木なので、一般的な木と同じ気分でバツバツと切っていると枯れてしまうので注意しましょう。

 

 

ソヨゴを苗から育てる

 

ソヨゴを苗から育てたい場合、植え付けは4月から5月頃がベストです。

ただし、植えて成長して花が付くまでは早くても7年～8年は掛かりますので、楽しむには相当な時間が必要だと考えた方が良いでしょう。

そのため、シンボルツリーにする場合は最初から成長した木を植えるのが一般的です。

ソヨゴの販売価格

 

ソヨゴは成長の遅い木なので、成長が早い木に比べると1m～2m程度の木でも高くなります。

成長しても10年で1m程度なので、高くなるのは仕方ないと言ったところでしょう。

 

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