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植木屋の仕事内容と勤務時間ってどんな感じ?

植木屋の仕事内容と勤務時間ってどんな感じ?
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植木屋として働いてみたいと考えていますが、植木屋の仕事内容や勤務時間はどんな感じなんでしょうか?基本は8時から18時くらいって本当ですか?

植木屋さんは、仕事が無くなることがない業種なので中高年の転職や独立開業で検討される仕事ですが、実際にどうなのかはイメージが付きませんよね。

植木屋の1日の仕事内容
植木屋の勤務時間
残業はあるのかないのか

ここでは、サラリーマン植木屋として働いていた私の経験から、植木屋の仕事内容や勤務時間についてまとめています。

 

植木屋の仕事内容と勤務時間

 

一言で植木屋と言ってもいろんな仕事に分かれます。

・一般家庭を中心に庭木のお手入れをする植木屋

・寺社や庭園などを専門で手入れする歴史のある庭師

・苗などを育てて販売する植木販売業者

・主に公共の仕事やマンションや企業関連の施設の植栽などを管理する会社

・庭造り、エクステリア、外構工事などを請け負う造園業者

・一般家庭、企業関連、エクステリア、外構まで出来ることは何でも受ける会社

どういった形の植木屋を目指すかによって、仕事内容も勤務時間も大幅に変わりますね。

一般的には、他業種で働いていた素人が転職や独立開業するのに選ばれるのはハードルが低い一般家庭でのお手入れ中心にする植木屋になると思いますので、それを前提にお話を進めます。

 

植木屋の勤務時間と1日のスケジュール

 

植木屋といってもクイックサービス系の会社であれば30代は当たり前、40代~50代の中高年の素人でも採用しています。

「一般的な社会性」「サービス業に向いている」などであれば十分に採用してもらえます。

また、未経験からでも転職してチャレンジできる確率が高いです。

素人でも研修を受けて仕事が出来るようになるのに早くて3ヶ月、長くても6ヶ月から1年あれば誰でも植木屋として仕事ができるようになりますね。

本当に会社や雇用形態によるので一概に言えませんが、私がサラリーマン植木屋として働いていたサービス業として植木屋をしている会社はこのような勤務時間でした。

07:00~07:30 出勤(朝が早い会社は7時までに出勤もある)
08:00 現場に出発(一般的な業者なら8時には現場着)
08:30~09:00 現場に到着
12:00~13:00 昼休憩(近くのコンビニなどで食事)
15:00~15:30 休憩(作業状況による)
17:00 作業終了(夏場など日が長い時期は18:30頃までが普通)
18:30 枝ゴミ専門のゴミ処分場に寄って事務所到着 片付け
19:00 事務処理担当と道具手入れ担当で別れて仕事
19:30 作業要員は明日の作業準備をして帰宅
21:00 店舗責任者帰宅

実際のところ、夏場は現場の時間が伸びる分だけ、夜も22時や23時になることが多かったです。

もちろん、早めに作業を始めないと予定どおりに終わらない現場の場合は、8時に現場着して休憩なしで作業する場合も当たり前にありますね。

 

マキ
マキ
作業内容によっては1日に2軒~3軒周ることもありますよ。

 

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植木屋の業務内容

 

サービス業としての植木屋の場合は3つのパターンがあります。

完全な作業要員として働く
店舗マネージャーとして地域を任されて働く
6ヶ月から1年ほどは会社で働くが独立開業して協力業者になることを前提にする

 

植木屋で完全な作業要員として働く

 

完全な作業要員として働く場合は、基本的に誰でもできる簡単な仕事や技術のある人を出すともったいない仕事を担当することになります。

・難易度の低い伐採作業

・難易度の低い庭のお手入れ

・庭の草むしり

・空き地の草刈り

・消毒作業

・下働きとして掃除がメイン

サービス業としての植木屋の場合は、レベルが低くてもお手入れに出ることはできますが、やはり難しいことはできないので単純な仕事を続けることになります。

ここから、経験と学習をどれだけ早く積めるかが勝負になりますが、ハッキリ言って作業要員として働く場合には給料は期待できません。

その割には、危険も伴う体力仕事で割に合わないと感じる人が多く、他業種からの転職組でも数ヶ月で辞めてしまう人も多いです。

我慢して一定の作業力が付いた段階で独立を目指す方向に切り替える人も少なくありません。

ただ、作業員の場合あまり残業もなく、夜になる前に仕事が終わるので勤務時間としては楽でしょう。

と言っても、現場が終わるのが17時や18時頃なので、直帰できない会社の場合は事務所に戻って片付けをして、道具のお手入れをしたりすると20時頃になるのも普通ですね。

 

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植木屋の店舗スタッフとして地域を任されて働く

 

例えば、ネットで協力業者を募集しているような大きめの会社の場合は、作業員として6ヶ月から1年ほど頑張れば、どこかの地域の店舗を任されて働く店長的な立場になります。

会社員として働くので委託業者ではありませんが、独立開業と同じレベルです。

内容的には見積り、作業、作業報告など全て自分で行わなければいけませんのでかなり過酷な仕事になります。

店舗を任されるということでやりがいは感じられます。

しかし、昇給や歩合報酬などは全て売上次第になるので、どれだけ頑張っていても売上が低ければ昇給も望めません。

勤務時間は7時から23時なんてこともザラにあります。

それだけ頑張っても昇給は1年に1万円程度、売上が良い月に2万~3万のインセンティブ報酬がある程度なので、長く続けるのは難しく離職率も高い仕事と言えますね。

ただ、独立開業を考えている人の場合は、会社のお金で店舗運営のノウハウ、人の動かし方、効率の良い作業スケジュールの立て方など学べます。

植木屋としては短期間で実体験できるので非常に良い経験になりますね。

 

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将来的に植木屋として独立開業して委託契約をする

 

一番手っ取り早く植木屋として独立開業して高収入を目指せるのがこの方法です。

素人から転職して、まずは会社に入って6ヶ月から1年ほど現場作業などを身に着けて、そのまま独立開業します。

6ヶ月も現場に出ていれば一通りのことが身についていますが、中には不安なので1年は時間が欲しいと言う人もいますね。

ただ、独立開業して下請けなどもすれば、特に繁忙期の仕事量は一気に増えます。

数年間は雨や雪でどうしようもない場合を除いて休日無し、早朝から夜中まで仕事が当たり前になるのは間違いありません。

ただ、1月初旬から3月初旬の植木屋の閑散期は下請けでも独立でも悲惨なことになるので、繁忙期に稼ぎきって閑散期を凌ぐ方法を考えないといけませんね。

 

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まとめ

 

植木屋として働いて店舗責任者もしていた経験からすると2択ですね。

頑張れば店舗運営や大きな地区管理を任せられるような会社に転職する
独立開業を前提にとりあえず社員として働ける会社に転職する

どちらにしても、将来的に稼ぎたいのであれば植木屋として独立開業しないとチャンスはありません。

そのために、植木屋の運営が1年間どのようにされているのか、一通り経験できると最高ですね。