こんにちは。
サラリーマン植木屋として庭木の剪定や年間500件以上の見積もりに周り、20代の頃にはスキー場のコース開発で森林伐採を繰り返していたマキです。
これってお手入れが出来るくらいに小さくできますか?
伐採も考えていますが簡単ですか?
しかし、希望するほど小さくならない可能性もありますよ。
コニファー(針葉樹)などのゴールドクレストやスカイロケットなどを庭に植えて、大きくなり過ぎてどうしようもないというのは良くある話です。
コニファー系は成長スピードが年間30cmほどと早いです。
そのため、植えてからずっと放置しておけば、気づいたら家の屋根を越えてくるなんてことは普通にありますね。
ここでは・・・
●大きくなり過ぎたコニファーは小さくできるのか?
●小さくするなら時期はいつが良いのか?
●コニファーの伐採の料金はどれくらい?
コニファーにこれらをチェックしてみましょう。
大きくなり過ぎたコニファーは小さくできる?
樹形によりますが、ゴールドクレストなどのコニファーであれば枯れないように安全に小さくできる高さは全体の3分の2くらいまでです。
5mのコニファーであれば3mまで小さくできるかどうかで、大きければ大きいほど小さくするのは困難になりますね。
高さを下げながら刈り込んで形を整えるのであれば、全体の三分の一以上を切ると枯れ込んでしまう可能性があります。
樹形を見ながら頂点に葉が残せるギリギリまで刈り込んで行けば、だいたい3分の2くらいの高さになります。
コニファーは半分に切るときれいには仕上がらない
コニファー系といえばきれいな三角錐が可愛くて人気ですが、高さを落とすことで三角錐は保てなくなります。
特に大きくなり過ぎたゴールドクレストやスカイロケットなど一気に高さを落とすと、台形になってしまうので、かなり格好の悪い形になります。
例えば、高さを下げて形を三角錐のようなイメージで刈り込む場合は少しくらい頂点がハゲて見えてしまっていてもなんとかなります。
多少のハゲであればそのまま数年も経てば青々としてくるので問題ないでしょう。
ただし、徒長した枝の数本が上に伸びることになります。
こうなると成長した時には画像の様に先端が2つや3つに分かれてしまうので、きれいな三角錐になる可能性は少ないですね。
しかし、スカスカして可愛そうな感じになるのであまりオススメではありません。
コニファーは半分に切ると上には伸びない
コニファーが真っ二つになる感じで台形にバツンと切ってしまうと、上に伸びるのではなく丸い玉にのようになっていますね。
また、さすがに半分まで切ってしまうと枯れなかったとしても相当な年数はてっぺんがハゲたままです。
もちろん、8m以上もあるコニファーを刈り込んで小さくしようと思うと脚立だけではどうしようもない場合があります。
この場合は高所作業車などが必要になることもありますので、お手入れには高所作業車が使える場所かどうかというのも関わってきますね。
コニファーを強剪定する時期はいつ?
ゴールドクレストやスカイロケットのようなコニファーを強剪定するのであれば3月から4月頃に行いましょう。
3月から4月であればコニファーの生育には関係ありません。
また、春から梅雨に掛けて新芽が成長するので強剪定で強く刈り込んでも、伸びてくる新芽が綺麗に隠してくれます。
成長している5月から6月でも構いませんが、新芽が綺麗に生え揃わないのであまり遅くならない方が良いでしょう。
コニファーを鉄のハサミで剪定すると葉が茶色になる?
それほど高確率では無いですが、コニファーは鉄のハサミで切るとアレルギーを起こして、葉が茶色くなることがあります。
そのため、セラミックのハサミを使ったり、手で摘んで形を整えようと言われていますね。
しかし。
すでに数メートルもあるコニファーを小さいセラミックのハサミや手で摘むような、そんな呑気なことをしている植木屋はほとんどいません。
はっきり言って、そんな方法でコニファーのお手入れを依頼すると、時間が掛かり過ぎてどれだけの費用が掛かるか分かりません。
コニファーは強く切ることで枯れる可能性がある
コニファーの高さを落とそうと思えば、主幹(幹)をバッサリと切り落とさなければいけません。
当たり前ですが、主幹を切るということは木の一番大切な部分を切り落としてしまうということです。
どんな木でも同じですが、幹を切ってしまうと切り口に防腐剤などを塗ったとしても枯れる可能性がありますね。
強くきることで葉が無くなって枯れる
コニファー系の木を植えていると分かると思いますが、お手入れされていないコニファーは表面の葉をめくって中を見ると中は半分ほどは枯れている状態です。
コニファー系の木は、葉の無い場所まで強剪定してしまうと新しく葉が出てくることがありません。
葉張り(横幅)を小さくし過ぎるとそのまま葉が出てこなくなって枯れることになります。
要は、横幅は内側に葉のある場所までしか小さくできないということです。
内側の葉が少なければ枝しか残らず、その枝から葉が出てくることはないということです。
樹高は強く切っても運良く枯れなければどうにかなります。
しかし、葉張り(横幅)を強剪定で小さくすることはまず無理なことが多いと言えるでしょう。
こういったことは、普通の植木屋さんであれば見積もりで相談下地点で説明してくれます。
であれば料金相場も比較できますし、顔写真と口コミ評価が分かるので相談しやすいですね。 くらしのマーケット
5mくらいまでのコニファーなら頑張れば自力でもできますね。
自分でお手入れしたい場合は、毎年お手入れする手間を考えて脚立と電動トリマーなどを用意しておくと良いでしょう。
山善の電動トリマーであれば5,000円~6000円で購入できて、トリマーではお手頃価格でしっかりと長く使えますね。
音も静かですし、特に生け垣など刈り込みをする植木が多いお庭では重宝するでしょう。
電動トリマーなら下から上に撫でれば切れるので簡単ですね。。
植木屋でコニファーを小さくする作業は料金がバラバラ
コニファーを小さくする作業でも、間違いなく業者によって数千円、多いと数万円の差がでることもあります。
私の植木屋としての経験上は絶対に最低でも3社は相見積りをすることを強くおすすめします。
反対にタウンページにしか出ていないような不透明な業者は、見積りや出張費用を請求されたり、ボッタクリに遭う可能性が高まりますので要注意です。
コニファーを1本だけ小さくするのも大丈夫
コニファー1本を小さくするだけでも植木屋によって料金がバラバラなので、少しでも安くするのであればたくさん見積りを依頼するのが確実です。
ただし。
ハッキリ言って庭木の剪定に植木屋やシルバーで相見積もりを何社も取って対応するのはめちゃくちゃめんどくさいのでやってられないという人も多いでしょう。
こういった場合に便利なのは、テレビコマーシャルでも宣伝しているです。 【くらしのマーケット】
くらしのマーケットであれば・・・
このような感じになっているのでいくつも見積もりを取る必要がありません。
私の植木屋経験から草刈り業者や植木屋など色々とチェックしてみましたが、料金が上乗せされているようなこともなく一般的な業者の通常料金ですね。
営業地域 | 全国 |
---|---|
営業時間 | 受付は24時間・返信対応は各登録業者による |
見積り費用 | オンラインで確認、相談 |
支払い方法 | 担当業者に直接お支払い・業者によりクレカ決済可能 |
対応作業 | 庭のお手入れから家のトラブル全てに対応 |
こういった比較サービスは悪いことをすれば口コミで書かれしまいますし、なかなか顔出しで悪さはできません。
酷評があればすぐバレてサクラも難しいので「評価が高い業者=良い業者」の可能性が高いでしょう。
作業についても、事前に業者さんと相談して納得した上で依頼できるので安心ですね。
さらに、一般的な植木屋では対応していないクレジットカード決済ができる業者さんも選べるので、ポイントを貯めている人には嬉しいサービスです。
大きくなり過ぎたコニファーは伐採してすっきり
変に仕立ててしまったが為にこんな風になってしまい、いつ倒れるか分からない状態になっているコニファーも良くありますね。
こうなってしまうと早い内に伐採か抜根してしまわないと、強い台風でも来たら倒木する可能性が高いですよ。
例えば、上の画像のコニファーであれば伐採からごみ処理までの料金は6,000~10,000円もあれば十分でしょう。
背は6m~7mと高めですが、作業自体は1時間あれば十分に終わる程度です。
植木屋としてたくさんのお宅を見てきた限り、大きくなり過ぎたコニファーで心労を抱えている人は少なくありませんでした。
せっかく育てた木を伐採してしまうのも可哀想だという気持ちもあるのでどうにかしたいという気持ちも良く分かります。
しかし、元植木屋としての経験上は将来のことを考えると大きくなりすぎたコニファー系はひとまず伐採・伐根する方が良い方向に進みます。
覆っていた木が無くなることで庭もとても明るくなりますし、また新しい木を植えるという楽しみもできますからね。
剪定作業だけでなく、伐採や抜根もで費用の相場と口コミをチェックして依頼すると良いでしょう。 くらしのマーケット
一般的な業者さんで見積もりをしたい場合はこちらからどうぞ。
剪定110番は日本全国にある地元の植木屋さんが加盟しており、提供サービス全体で年間20万件以上のお手入れ実績があります。庭木の剪定、伐採、草刈りなどお庭に関するサービスを地元の専門業者が担当しますので、わざわざタウンページで探して、有料の見積りをする必要もありません。
営業地域 | 全国 |
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営業時間 | 24時間365日対応 |
見積り費用 | 見積り無料(※一部対象外地域あり) |
支払い方法 | 現金 |
対応作業 | 庭まわりなら何でも対応可能 庭木1本からのお手入れに対応 |