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庭木の伐採費用の相場はどれくらい?・伐採業者はボッタクリに注意

庭木の伐採費用の相場はどれくらい?
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こんにちは。

サラリーマン植木屋として年間500件以上の見積もりや剪定作業、若い頃にはスキー場のコース開発で大木の伐採を繰り返していた経験もあるマキです。

 

タマ
タマ
玄関に植えている木がそのうち倒れて電線を切ってしまいそうで怖いので伐採してしまいたい。
植木屋とか業者さんに伐採をお願いしたら費用の相場はどれくらいなんでしょう?

 

庭木の伐採はクスノキやケヤキ、中でもコニファー系(針葉樹)が多いですね。

台風が来て倒れてしまうのも大体はコニファー系なので台風前には緊急の伐採依頼が入ったりします。

そこで、庭木の伐採に掛かる費用の相場が知りたい方の為に、植木屋として年間500軒以上の見積りを担当していた私の経験から庭木の伐採作業料金について開設してみましょう。

 

庭木の伐採費用の相場はどれくらい?

伐採の費用は業者でバラバラ

 

マキ
マキ
結論から言ってしまうと、伐採作業に相場はホトンド無いと言えます。
タマ
タマ
そうなんですか?じゃぁ、どうやって決めるんですか?

 

正直に言って、簡単な作業でもふっかけてくる業者もいます。

「別の業者の半額なんだけど?」という見積りを出してくる業者もいます。

そして、他社と比べて半額で安いからと言っても、3社目の相見積もりはもっと安いかも知れません。

また、料金は安くても「作業内容にはゴミ処理が含まれていない」などと言った罠もあるかも知れません。

 

例えばネットにある植木屋の料金を見てみましょう。

●A社 幹30cm✕高さ5m 10,000円~25,000円

●B社 高さ1m✕2,000円 5m 10,000円~

●C社 高さ5m~7m 12,000円~30,000円

※各社別途ゴミ処理料金が必要

このようにどの業者を見てもある意味で下限だけみれば近い料金設定です。

 

しかし、どの業者も作業場所、難易度、幹の太さなど様々な要因で見積りが変わるので、ホームページに表示されている料金はあくまで参考にしかなりません。

 

 

マキ
マキ
もちろん、ネットにある業者であればどこの業者も出張・見積り無料なので、気兼ねなく見積りを依頼すれば良いだけですけどね。

 

相場が分からない場合は、日本各地の植木屋の料金を比較できるくらしのマーケットで費用の相場と口コミをチェックして依頼すると良いでしょう。

 

元植木屋からみた伐採見積りの相場

 

相場が無いと言っては話が終わってしまいますね。

ここでは、元植木屋として見積りに周っていた私の経験から伐採の見積りを出してみましょう。

あくまで、コレくらいの料金内ならボッタクリでもないという感じですので、参考程度にどうぞ。

①ゴールドクレスト高さ:約5mの場合

・作業場所条件:広い
・2階の窓に掛かる程度
・危険度は低い
・車が横付け可能
・作業所要時間:1名で60分
・伐採作業料金:3,000円~5,000円
・幹/切り枝ゴミ:3,000円~5,000円
●費用合計 6,000円~10,000円

 

私の経験上であれば、上記のような条件が揃った簡単な伐採であれば見積もりをして、その場で終わらせてしまいますね。

最低であれば6,000円、通常であれば8,000円、ちょっと高めで10,000円といったところでしょう。

 

マキ
マキ
無料見積もりを頼んだ場合は「今やってもらって良いから少し安くなります?」
と交渉してみれば下限の6,000円くらいになる可能性もありますよ。

 

②ゴールドクレスト高さ:約8m~10m

 

次はかなり難易度の高い伐採です。

3mの石垣の上に立っていて、切り枝ゴミを下に落とせない。

すでに電柱にも電線にも掛かっていて、さらに隣家の壁も近い。

裏庭から玄関まで搬出が遠い。

・作業場所条件:非常に悪い
・危険度:高い
・2階の屋根は超えている
・車の横付け不可
・高所作業車不可
・作業所要時間:3時間~4時間
・最低2名必要
・伐採作業料金:30,000円~40,000円
・幹/切り枝ゴミ:15,000円~20,000円
●費用合計:45,000円~55,000円

 

上記のゴールドクレストの場合は、非常に危険で断りたい位に作業条件が悪いですね。

内容的にも下に切り枝ゴミを落とせないので、ずっと下に補助が必要です。

狭い場所で木に登って隣家や電線にも注意しながら木の上でチェンソーも使わないといけないというハイリスクです。

私の見積もりであれば6万円以内で大丈夫ですが、かなり親切な料金設定になるでしょう。

しかし、特に伐採専門など今後の付き合いを考えない業者になると10万円などという場合も十分に考えられますね。

 

マキ
マキ
見積もりには危険作業であることや道具など消耗するモノなども含まれています。
単純に時給の作業代金とは考えない方が良いですね。

 

植木屋がする伐採の見積りで大事な5つのポイント

植木屋の伐採の見積りで大事な5つのポイント

 

植木屋側から見た庭木の伐採見積りで大事なポイントは5つあります。

見積りポイント

①作業場所まで車で入ることができるかどうか

②脚立を立てて作業がしやすい場所かどうか

③伐採する木の周辺に屋根瓦やカーポートなど壊れやすいモノの有無

④伐採作業が一人で出来るか、または補助が何名必要か

⑤高所作業車が必要かどうか

それでは、それぞれのポイントをチェックしてみましょう。

 

①作業場所まで車で入ることができるかどうか

 

伐採作業時は家の前に車を止められるかが重要なポイントの一つになります。

家の駐車場にトラックを入れて、枝ゴミや幹などを運び入れやすいかどうかで作業時間が大きく変わります。

例えば、家の正面にある木であれば、木に横付け、または木の近くにトラックを停められます。

木を切りながら切り枝ゴミを直接荷台に放り込んだりもできるので、作業条件としては最高ですね。

 

マキ
マキ
車が横付け出来る木はパパッと作業を終わらせることができるので見積りも安くなりますよ。

 

伐採作業で一番依頼が多いコニファーなどで作業条件が良ければそれほど料金は高くありません。

高さが家の2階の屋根を越える位あったとしても、作業条件が良ければ実質の作業時間は1時間程度で終わりますね。

しかし、作業場所が裏庭であったり、条件が悪いと搬出に時間が掛かってしまうので、料金も高くなります。

 

②脚立を立てて作業がしやすい場所かどうか

 

例えば、伐採作業する場合・・・

・木に登らず脚立を立てての作業

・木に登ってバランスが悪い状態での作業

このどちらかになります。

脚立を立てて、伐採作業ができる場所は簡単ですので問題ありません。

しかし、ミニチェーンソーを持って木に登って作業する場合はかなりの危険を伴います。

細心の注意を払わないといけませんので難作業や危険作業として見積りは高くなります。

 

③伐採する木の周辺に屋根瓦やカーポートなど壊れやすいモノの有無

 

伐採作業時に枝ゴミや幹を気にせず下に落とせるかどうかも作業難易度では重要なポイントになります。

枝の下に屋根、瓦、カーポートがあると下に落として壊さないように慎重に作業をしなければいけません。

こういった場合は手間のかかる作業になるためこれも見積り料金に影響します。

 

④伐採作業が一人で出来るか、または補助が何名必要か

 

作業場所が難所であれば枝ゴミや幹を下で受け取る作業員を用意しなければいけません。

特に下に枝ゴミをポイポイと落とせない場所の場合は大変です。

 

切る⇒ロープで吊る⇒下で受け取る

 

このような手間の掛かる作業を何度も繰り返さないと行けなくなるので、時間が掛かってしまって料金もかなり上がりますね。

また、大木の場合は作業の人数も増えます。

●伐採作業する人

●下で受ける人

●作業場所をゴミで埋めないように常にゴミ処理をする人

このように最低でも3名は必要になるので料金も高くなりますね。

 

⑤伐採に高所作業車が必要かどうか

 

木に登ることができない場合や作業場所が車通りに面しているような場合は、高所作業車を利用して伐採作業することになります。

この際は、高所作業車使用料、場所によっては交通誘導係なども必要になりますので、かなり高くなってしまいますね。

ただ、場合によっては、高所作業車を利用した方が作業が簡単になって結果として安くなる場合もあります。

そのあたりは見積り担当者が見積り段階でどれだけ作業をイメージして段取りできるかという能力にも関わってきます。

見積もりの相談をしたい場合は、相見積もりが必要ないくらしのマーケットで費用の相場と口コミをチェックして相談すると良いでしょう。

 

幹の処分は地域によって案外安い

 

伐採ではごみ処理にそこそこな料金が必要になりますが、庭木の伐採で相場価格より伐採作業が安くできる地域があります。

一般的には枝ゴミというのは市のごみ処分場に搬入するので、一般家庭で自分が搬入する場合よりも業者価格の方が高くなるのが当たり前です。

 

マキ
マキ
ゴミ処理を安く済ませたいならゴミ処理は自分でするという選択が出来る業者もあります。やってみるとかなり手間なのでまったくおすすめしませんけどね。

 

しかし、伐採作業が枝ゴミと幹だけの場合、近隣に堆肥やウッドチップをつくるための処分場があればゴミ処分場に持っていくよりもかなり安くできますね。

もちろん、近隣に処分場があるかどうかで地域によるので運でしかありません。

そういった枝ゴミ処分の相場が安い地域もあるということもあります。

 

 

伐採の見積りは現場で作業している時間だけではない

 

植木屋の仕事が高い安いという話になると、どうしても現場で作業している時間だけを見て判断されてしまいます。

しかし、どの仕事でも同じですが仕事をするためにはいろんな準備が必要です。

●仕事の為に段取り

●訪問して作業

●作業後にゴミ処理場まで行って処分

●作業で傷んだ道具を手入れ

こういった全てが一軒の仕事に含まれる見積りになります。

 

マキ
マキ
元植木屋としては、目に見える仕事だけが作業時間ではないということは、依頼する側も知っておいた方が良い話だと思いますね。

 

ボッタクリの伐採業者に要注意

ボッタクリの伐採業者に要注意

 

植木屋でも伐採業者でも伐採専門の場合はボッタクリが多発しているので十分に注意が必要です。

伐採作業というのは素人目にはどうしても危険で大変な作業に見えてしまいます。

そのために、伐採は高いという思い込みがあるので多少高くても仕方ないと思ってしまいます。

また、言ってみれば伐採作業は2回目が無い一発勝負の仕事です。

多少高く取って後からバレても関係ないという考えの伐採専門業者も少なくありません。

 

しかし、急を要する場合・・・

「数日後に大きな台風が来るので緊急で伐採して欲しい」

「台風で木が倒れたからすぐに着て対処して欲しい」

このような場合は緊急の見積りから即作業になるので、多少高くなっても仕方ありませんけどね。

 

庭木の伐採の見積もりは比較サイトが便利

 

結論としては、やっぱりネット上で調べるだけでは分かりませんので、たくさん見積りを依頼するのが確実です。

 

ただし。

 

ハッキリ言って庭木の剪定に植木屋やシルバーで相見積もりを何社も取って対応するのはめちゃくちゃめんどくさいのでやってられないという人も多いでしょう。

 

そういった場合は、テレビコマーシャルでも宣伝している【くらしのマーケット】を利用すると良いでしょう。

くらしのマーケットであれば・・・

すべての業者の口コミ評価から選べる
どんな人が来るのか顔写真が掲載されている
業者の料金や作業内容をチェックすることができる

このような感じになっているのでいくつも見積もりを取る必要がありません。

草刈り業者や植木屋など色々とチェックしてみましたが、料金が上乗せされているようなこともなく一般的な業者の通常料金ですね。

 

営業地域 全国
営業時間 受付は24時間・返信対応は各登録業者による
見積り費用 オンラインで確認、相談
支払い方法 担当業者に直接お支払い・業者によりクレカ決済可能
対応作業 庭のお手入れから家のトラブル全てに対応

 

こういった比較サービスは悪いことをすれば口コミで書かれしまいますし、なかなか顔出しで悪さはできません。

酷評があればすぐバレてサクラも難しいので「評価が高い業者=良い業者」と思って良いでしょう。

作業についても、事前に業者さんと相談して納得した上で依頼できるので安心ですね。

さらに、一般的な植木屋では対応していないクレジットカード決済ができる業者さんも選べるので、ポイントを貯めている人には嬉しいサービスです。

 

 

一般的な業者さんでも相見積もりをしたい場合はこちらからどうぞ。

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剪定110番は日本全国にある地元の植木屋さんが加盟しており、提供サービス全体で年間20万件以上のお手入れ実績があります。庭木の剪定、伐採、草刈りなどお庭に関するサービスを地元の専門業者が担当しますので、わざわざタウンページで探して、有料の見積りをする必要もありません。

営業地域 全国
営業時間 24時間365日対応
見積り費用 見積り無料(※一部対象外地域あり)
支払い方法 現金
対応作業 庭まわりなら何でも対応可能
庭木1本からのお手入れに対応

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