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高木の伐採・ゴールドクレストの伐採費用【倒れそうで怖い】

台風で倒れるゴールドクレストの伐採費用
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こんにちは。

元サラリーマン植木屋として庭木の剪定や伐採をしつつ、マネージャーとして年間500件以上の見積もりに周っていたマキです。

 

タマ
タマ
庭に植えているゴールドクレストが大きくなり過ぎて台風で倒れそうなので伐採費用が知りたいです。
自分で伐採するにも家の屋根を越えてしまっていて無理です。

 

毎年台風のシーズンになると「ゴールドクレストが倒れたので至急伐採をお願いします」という問い合わせがあるゴールドクレストです。

他にも似たような木で、ブルーアイス、スカイロケット、ブルーエンジェルなどもゴールドクレストと同じで伐採依頼が良くあります。

お手入れも3mくらいまでは自分でできても、ゴールドクレストは知らない間に大きくなって伐採するしかなくなってきますね。

ここでは、大きくなり過ぎて高木になってしまったゴールドクレストの伐採費用や自分で伐採する方法についてチェックしてみましょう。

 

高木の伐採・ゴールドクレストの伐採費用

高木になったゴールドクレストの伐採がいくら掛かるかと言えば、はっきりと言って相場なんてありません。

ゴールドクレストはだいたい玄関先に植えられていて、台風で倒れてしまったりすると焦ってしまうので緊急時には足元を見る業者もたくさんいます。

もちろん場所や作業環境によりますが10m~15mのゴールドクレストであれば、一般の植木屋でも十分に対処できます。

植木屋などの業者からすればゴールドクレストの伐採はそれほど難しい仕事ではありません。

 

マキ
マキ
ただし、隣家に向かって倒れてしまっていたりすると慎重に作業をしないといけないので手間と時間が掛かってしまいますね。

 

私がたくさんのお宅を周って見積もり&作業をしてきた経験からすると下記のような料金であれば一般的かなと言ったところです。

ただし、いろいろな要素で料金は変わりますので、あくまで参考として下さい。

 

5mのゴールドクレスト 伐採作業 5,000円~10,000円
ごみ処理 3,000円~5,000円
10mのゴールドクレスト 伐採作業 20,000円~40,000円
ごみ処理 20,000円~30,000円
15mのゴールドクレスト 伐採作業 50,000円~80,000円
ごみ処理 30,000円~50,000円

 

マキ
マキ
もちろん、1本ではなくまとめて3本などであれば1本の単価はもっと下がりますね。

 

①ゴールドクレスト高さ:約5mの伐採

 

このゴールドクレストの伐採は超簡単なお仕事の一つです。

道路際で車の横付けができる好条件で、作業場所も非常に広いので安全です。

 

・作業所要時間:1名で60分
・伐採作業料金:3,000円~5,000円
・幹/切り枝ゴミ:3,000円~5,000円
●費用合計 6,000円~10,000円

 

植木屋としては、見積もり依頼の電話やメールで内容が分かっているので、見積もりして即決してもらえるような料金にしてしまいます。

最低であれば6,000円ですが、ゴミが多いので通常は8,000円、ちょっと高めで10,000円といったところでしょう。

 

②ゴールドクレスト高さ:約8m~10mの伐採

 

次はかなり難易度の高い伐採です。

3mの石垣の上に立っていて、切り枝ゴミを下に落とせない。

高さは約8m~10mで、すでに電柱にも電線にも掛かっていて、さらに隣家の壁も近いので難易度はかなり高いです。

さらに、高所作業車も使えず、搬出の際に裏庭から玄関まで遠い状態。

・作業場所条件:非常に悪い
・作業所要時間:3時間~4時間
・最低2名必要
・伐採作業料金:30,000円~40,000円
・幹/切り枝ゴミ:15,000円~20,000円
●費用合計:45,000円~55,000円

 

 

高木になったゴールドクレストの伐採で費用を決めるポイント

 

例えば、15m~20mになった高木のゴールドクレストだとします。

料金が高そうに感じますが、高さがあっても高所作業車を入れて、ごみの運搬トラックを横付け出来る状態であれば作業費用は大幅に安く済みます。

 

伐採する木のある場所が広く、切った枝や幹をドンドン下に落とせるかどうか。
上まで登って作業しやすい木の種類かどうか。
高所作業車を使って作業ができるかどうか。
ゴミ運搬のトラックがすぐ横まで入れるかどうか。
80cmから1mを越える幹を根本まで伐採する必要があるかどうか。

 

こういった要素が全て難しい場合は料金は最大限高くなると考えておきましょう。

 

ゴールドクレストは大きくても直接登りながら伐採するのが比較的簡単な木ですので、伐採自体は難しくありません。

ただ、登る方はもちろん大怪我をする可能性がある危険作業です。

木に登りながら不安定な場所でチェンソーを利用するのも本当に怖いですね。

高木は特殊伐採などと呼ばれたりして、非常に難しい作業と言われたりします。

しかし、私の経験上からすれば慎重にする必要があるのでとても手間が掛かるだけで、技術的に難し過ぎるなんてことはまったくありません。

必要以上に料金で足元を見られすぎないように注意して下さい。

特に高木の伐採なんて、業者によっては十万円単位で違いが出るので1社の見積もりで決めてはいけません

マキ
マキ
伐採は1発で儲けが出るために伐採専門業者もたくさんいます。
必ずきちんと料金説明があるホームページを持っている業者で最低3社は見積もりを取るようにして下さい。

 

見積もりが手間であればテレビCMもしているくらしのマーケットで地域の業者をまとめて比較して相談するのが簡単ですね。

 

ゴールドクレストの伐採にお祓いは必要?

 

長年お庭に植わっていた木を切る場合は何か悪いことが起きると嫌なので躊躇する人も少なくありません。

しかし、私の経験からすると高木になったゴールドクレストの伐採でお祓いをした人は1人もいませんでした。

例えば、一般家庭に生えた大木の場合はお神酒で清めて感謝を伝えるということをするお客さんはいます。

ゴールドクレストの伐採ではお清めすらもした人には会ったことがありませんね。

神社へのお祓いの依頼は交通費が別で1万円くらいの費用でできるので、よほど気になる場合はお祓いを依頼してもいいですね。

 

ゴールドクレストを自分で伐採する方法はある?

 

ゴールドクレストの伐採を自分ですることはそれほど難しくありません。

しかし、さすがに10mを越えるようなゴールドクレストを自力で伐採するのは止めた方が良いですね。

大怪我どころか普通に命の危険がある程度に危ないので止めておいた方が安全です。

また、伐採はできても細かく切り分ける、運ぶ、処分で悲惨なことになりますね。

 

伐採する方法としては単純です。

木に登って低い枝から足場になる枝を残しながら切り落として行き、登りきれる場所まで足場を作りながら切って行くだけです。

ゴールドクレストでは無いですが、図にすると下の図のような感じです。

 

高木の伐採をする方法

ゴールドクレストは足場を作りながら登って行くのが簡単な木なので、作業としては簡単な方です。

ただし、一気に切ろうとすると切った部分が重すぎて、どのように木が落下するかを見極めないと下にあるモノを壊す原因となってしまいます。

切った枝が倒れる方向と落とす方向をしっかりと見極めないと事故をおこしますね。

 

高木の伐採に必要な道具

 

どうしても自分で高木を伐採するのであれば下記のものが必要になります。

 

●植木屋が使うノコギリ

これは切れ味が一般のノコギリとは比べ物にならないくらい使いやすいです。

 

 


●幹の伐採用チェンソー

ノコギリで伐採できる幹は30cm程度までならできますが、3mの幹を50cm単位で6回切るだけで心も体も悲惨な目に遭うのは間違い無しです。

 

 

 

●体を木に括り付ける安全帯

 


●切った枝を下ろす用のロープ

●ゴミを運搬するトラック

●大きな幹を処分してくれる処分場

 

ここまで見た方は気づいたかと思いますが、道具を揃えるだけでもお金が掛かります。

更に大木のゴミ処分なんて一般家庭ではできません。

お金を掛けて、更に自分の身の安全まで掛ける必要はありませんので、諦めて植木屋や伐採業者に依頼しましょう。

 

ゴールドクレストの伐採・まとめ

 

何度でも言いますが、植木屋の見積もりは本当にバラバラです。

10mのゴールドクレストの伐採をゴミ処分含めて5万円でしてくれるところもありますし、10万円掛かるところもゴロゴロとあります。

ホームページに料金付きで施工事例を出しているような親切な植木屋もあります。

そういったホームページもしっかりと見ると料金の整合性が取れていない現場ばかりなのがすぐに分かりますね。

 

例えば、高木の特殊伐採などをしているある植木屋さんのホームページを見てみるとこのような施工事例があります。

 

・台風で倒れた家の前のゴールドクレスト伐採と処分 半日3名で3万5千円

 

はっきり言って、倒れている6mのゴールドクレストなんて1人2時間で余裕で終りますので、私の見積もりであれば2万円です。

6mのゴールドクレストなんて3名で処理すれば1時間どころか30分強で終ります。

1人半日幾らで計算しているので無駄に人数を集めてこのような計算になってしまうんですね。

このようにどんな作業でも植木屋は相見積もり必須なので、めんどくさがらずにたくさん見積もりしてもらって下さいね。

2社も3社も見積もりに時間を掛けたくないのであれば、くらしのマーケットで料金と口コミから地域の業者を探せば簡単です。