クスノキやケヤキなどが高木になってしまってどうしようもなくなり伐採を依頼するケースはかなり多いですね。
高木の伐採を依頼する人の多くが・・・
●大木になると落ち葉や枯れ枝などが落ちて大変
●枝が電線や隣家に掛かってしまってトラブルになる
ここでは、植木屋として年間に500件以上の見積もりをしていた経験から、大木になり過ぎたクスノキ(楠)の伐採費用についてチェックしてみましょう。
もくじ
高木の伐採・大木になったクスノキの伐採費用

高木になったクスノキ(楠)などの伐採がいくら掛かるかと言えば・・・
「一般の植木屋では伐採作業に相場なんて無い」
というのが本当のところです。
なぜかと言えば高木や大木の伐採を依頼する人はご近所からクレームが殺到して、一刻も早く切りたいと焦っている人も多く、困っている人の足元を見る業者もたくさんいます。
また、20m~30mクラスのクスノキの大木になれば伐採専門などの業者でないと一般の植木屋ではそれほど経験がありませんので、それこそ言い値になります。
私がたくさんのお宅を周って見積もり&作業をしてきた経験からすると下記のような料金であれば一般的かなと言ったところです。
ただし、いろいろな要素で料金は変わりますので、あくまで参考として下さい。
10mのクスノキ | 伐採作業 30,000円~50,000円 ごみ処理 15,000円~20,000円 |
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20mのクスノキ | 伐採作業 150,000円~300,000円 ごみ処理 50,000円~60,000円 |
30mのクスノキ | 伐採作業 400,000円~700,000円 ごみ処理 予測不可なので作業料に含む |
高木になったクスノキの伐採で費用を決めるポイント
どれだけ高木のクスノキでも高所作業車を入れて、ごみの運搬トラックを横付け出来る状態であれば作業費用は大幅に安く済みます。
こういった要素が全て難しい場合は料金は最大限高くなると考えておきましょう。
20mを越える高木の伐採でもクスノキであれば登りやすいので、技術的にはそれほど難しくありません。
ただ、登る方はもちろん大怪我をする可能性がある危険作業ですし、ロープを利用して作業したり、切った枝などを毎回ロープに括りつけて下ろす作業は本当に手間がかかりますからね。
高木は特殊伐採などと呼ばれたりして、非常に難しい作業と言われたりします。
しかし、私の経験上からすれば慎重にする必要があるのでとても手間が掛かるだけで、技術的に難しいなんてことはまったくありませんので、料金で足元を見られすぎないように注意して下さい。
特に高木の伐採なんて、業者によっては十万円単位で違いが出るので1社や2社の見積もりで決めてはいけません
ただ見積もりをたくさんするのは面倒なので、テレビコマーシャルでも宣伝している「くらしのマーケット」で庭木一本を伐採する費用の相場と口コミをチェックして見ると良いでしょう。
楠の伐採にお祓いは必要?

楠というと神様が住む木とされ神社の御神木などになっていることが多いですよね。
そのため、20m~30mの大木になると下手に伐採することを恐れて、お祓いが必要なのではないかと考える方も少なくありません。
しかし、私の経験上からすると楠の伐採で神社から依頼があったことが数回ありますが、どの神社でもお祓いはやっていませんでした。
何故かと言えば、御神木ではなかったこともありますが、神社からすれば「ご近所からクレームが来る原因になる勝手に生えた大きな木」という認識だからですね。
一般家庭に生えた楠の大木でも一度もお神酒で清めて感謝を伝えるということはしても、本格的なお祓いをするお宅は一軒もありませんでした。
神社へのお祓いの依頼は交通費が別で1万円くらいの費用でできるのでよほど気になる場合はお祓いを依頼してもいいですね。
クスノキを自分で伐採する方法はある?

さすがに10mを越えるようなクスノキを自力で伐採するのは、大怪我どころか普通に命の危険がある程度に危ないので止めておいた方が良いです。
伐採する方法としては単純で、木に登って低い枝から足場になる枝を残しながら切り落として行き、登りきれる場所まで足場を作りながら切って行くだけです。
大事なポイントは上の枝を切りやすくなる足場になる枝をしっかりと見極めながら切ることですね。
下手に下の枝を残すと、上からゴミを下ろす際に下の枝に引っかかって下に落ちなくなってしまいますので注意が必要です。
太い枝や下に枝を落とせない場合は切ろうとする手元の向こうの枝と手前の枝をロープでくくって切り落としていきます。
ただし、出来る限り切ろうとする向こう側の枝が自分の力で支えられる程度に抑えるのが大事なポイントですね。
切った部分が重すぎるとどのように木が落下するかを見極めないと下にあるモノを壊す原因となってしまいます。
ただ、枝を切り払うことは出来ても主幹になる幹を木に登りながら切るのはかなりきついです。
木の上の不安定な場所でチェンソーを使って作業をするのは、慣れていても体を切ってしまう人がいるので本当に危険ですね。
なので、幹の周囲が30cmほどを超えてくる大木は、やっぱり自力で伐採するのは止めた方がいいです。
高木の伐採に必要な道具
どうしても自分で高木を伐採するのであれば下記のものが必要になります。
●植木屋が使うノコギリ
これは切れ味が一般のノコギリとは比べ物にならないくらい使いやすいです。
●幹の伐採用チェンソー
ノコギリで伐採できる幹は30cm程度までならできますが、3mの幹を50cm単位で6回切るだけで心も体も悲惨な目に遭うのは間違い無しです。
●体を木に括り付ける安全帯
●切った枝を下ろす用のロープ
●ゴミを運搬するトラック
●大きな幹を処分してくれる処分場
ここまで見た方は気づいたかと思いますが、道具を揃えるだけでもお金が掛かりますし、更に大木のゴミ処分なんて一般家庭ではできません。
お金を掛けて自分の身の安全まで掛ける必要はありませんので、諦めて植木屋や伐採業者に依頼しましょう。
高木の伐採は1本でも頼める
何度でも書きますが、料金表を提示していない植木屋の伐採作業料金には相場がありません。
そのため、出来るだけたくさん見積りを依頼するのが確実です。
ただし。
ハッキリ言って庭木の伐採で相見積もりを何社も取って対応するのはめちゃくちゃめんどくさいのでやってられないというのが本音です。
なので、私が最初におすすめするのはテレビコマーシャルでも宣伝している【くらしのマーケット】です。

くらしのマーケットであれば・・・
このような感じになっているのでいくつも見積もりを取る必要がありません。
私の植木屋経験から伐採専門業者や掲載されている植木屋など色々とチェックしてみましたが、料金が上乗せされているようなこともなくだいたい通常料金ですね。

営業地域 | 全国 |
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営業時間 | 受付は24時間・返信対応は各登録業者による |
見積り費用 | オンラインで確認、相談 |
支払い方法 | 担当業者に直接お支払い・業者によりクレカ決済可能 |
対応作業 | 庭のお手入れから家のトラブル全てに対応 |
こういった比較サービスは悪いことをすれば口コミで書かれしまいますし、なかなか顔出しで悪さはできません。
酷評があればすぐバレてサクラも難しいので「評価が高い業者=良い業者」と思って良いでしょう。
作業についても、事前に業者さんと相談して納得した上で依頼できるので安心ですね。
さらに、一般的な植木屋では対応していないクレジットカード決済ができる業者さんも選べるので、ポイントを貯めている人には嬉しいサービスです。
一般的な業者さんで伐採の見積もりをしたい場合はこちらからどうぞ。

剪定110番は日本全国にある地元の植木屋さんが加盟しており、提供サービス全体で年間20万件以上のお手入れ実績があります。庭木の剪定、伐採、草刈りなどお庭に関するサービスを地元の専門業者が担当しますので、わざわざタウンページで探して、有料の見積りをする必要もありません。
営業地域 | 全国 |
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営業時間 | 24時間365日対応 |
見積り費用 | 見積り無料(※一部対象外地域あり) |
支払い方法 | 現金 |
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