ここでは、エゴノキを剪定する時期や強剪定する方法などをご紹介しています。
シンボルツリーのエゴノキ
小さい花が下に向いてたくさん咲くエゴノキは「スノードロップツリー」とも呼ばれてシンボルツリーとしても人気があります。
日本では「チシャノキ」とも呼ばれ、放置で勝手に育ってくれる木として手間の掛からないシンボルツリーとして利用されていますね。
それでは、エゴノキについてチェックしてみましょう。
種類 | 落葉樹 |
最大樹高 | 5m~10m |
成長速度 | 早い |
植栽場所 | 水もちがよく、半日は日が当たる半日陰 |
お手入れの難易度 | 簡単だけど枝が多いので時間が掛かる |
水やり | 地植えで1~2年ほど成長した木は雨だけで十分 少雨で乾燥が続く場合は水やりをする |
花の色 | 小さな白い花 |
実 | 実がなるがまずくて食べられない |
属種 | エゴノキ |
エゴノキを剪定する時期と方法
混み合った小枝を透かす整枝剪定であれば1年を通して可能です。
しかし、花芽が分からない素人が適当に切ってしまうと花を楽しめなくなる場合がありますので、剪定するのであれば落葉樹の休眠期である11月~3月が適切な時期と言えるでしょう。
基本的な剪定は枝を間引くように付け根から切って、自然樹形を保つようにします。
落葉してからであれば花芽が分かるので、花芽が付いていない枝は根元から取るのが良いですね。
枝が混み合っていると中の方や下にある枝が枯れてきますので、しっかりと太陽の陽が全ての枝に当たるようなイメージで剪定してあげると良いですね。
エゴノキを強剪定する時期
大きくなり過ぎたエゴノキを小さくするための強剪定をする時期は11月~2月です。
できれば12月、または2月に行うのが良いですね。
株立の場合は、中で混み合っている太い幹を根元から切って、新たに生えている木と入れ替えてあげるのも良いでしょう。
あくまで自然樹形を保つように意識しながら太い枝も根元から切ってしまいましょう。
ただ、5m以上で幹も10cm位になっている1本立ちであればそこそこ強く切っても大丈夫ですが、3m~4m程度で幹も細い場合は注意しないと弱って枯れてしまいます。
どのような方法を取っても一気に小さくしてしまうと、しばらく花は咲かなくなります。花を楽しみたいのであれば数年掛けて徐々に小さくしていきましょう。
エゴノキの剪定をしてはいけない時期
花芽がつく時期に剪定をすると樹勢を弱めてしまいますので、エゴノキの剪定を避けた方が良い時期は7月から8月の花芽が付く時期です。
落葉して花芽がわかりやすくなった11月以降であれば比較的簡単ですが、花芽が付く時期に適当に剪定してしまうと来年の花を楽しめなくなるので注意しましょう。
エゴノキが枯れる原因
エゴノキが枯れる原因として良く挙げられるのは「水切れ」と「カミキリムシ」です。
特に株立などでひょろっとしたまま長く成長してしまっている場合は、木への負担も大きいために水切れしてしまう場合が多いので注意しましょう。
枯れた枝は切ってしまい、混み合っている枝なども抜いて身軽にしてあげると良いですね。
また、カミキリムシは幹に穴が開いているので、上の方が枯れてきたなと思ったときはチェックすれば水切れかカミキリムシかはすぐに分かります。
もちろん、水はけが悪い土壌の場合も根腐れで枯れて行きますので、土壌改良するのも大事ですね。
エゴノキの花が咲く時期
エゴノキは5月から6月にかけて下向きで、香りのある白い小さな花が鈴なりで咲きます。
園芸品種であればピンク色の花などもあるので、他の花木に合わせて植えると良いですね。
ただ、花を楽しみたいからと小さくするのをためらっていると数年で5mを越えて、自力ではどうにもならなくなってしまうので、小さくする剪定も定期的に行いましょう。
エゴノキの実がなる時期
エゴノキの実は7月から10月にできます。
エゴノキの実はエグすぎて食べられないことからエゴノキと呼ばれるほど不味いですので、食べないようにしましょう。
昔はエゴノキの実を使って石鹸代わりにしていたそうですが、今は必要ありませんね。
エゴノキを苗から育てる
エゴノキを植える場合は休眠期の11月~3月に行います。
日当たりの良い場所が良いですが、1日の半分くらい日が当たる程度の半日陰がベストです。
ただ、西日や夏場の極端な乾燥にはとても弱いので、水はけが良く極端な乾燥をしない土壌が好まれます。
植える際は掘り上げた土の三分の一位は腐葉土を混ぜてあげましょう。
特に若木は水がたくさん必要なので、乾燥には十分注意しましょう。
エゴノキの苗木の販売価格
エゴノキは見栄えによって、同じ大きさの株立でも値段がピンきりです。
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