こんにちは。
元サラリーマン植木屋として庭木の剪定をしつつ、マネージャーとして年間500件以上の見積もりに周っていたマキです。
抜根までするとかなり高かったので、切り株を残しておいたらシロアリが発生してしまって困っています。
庭木の伐採作業も料金は高めですが、根っこも抜き取る抜根作業となるとさらに高額になる場合が多いです。
私もかなりの伐採をしましたが、抜根までしたケースは少なく、伐採後の切り株をそのまま残しておいてシロアリが発生しているお宅はたまにありましたね。
伐採した後の切り株や地上に幹を残しておくとシロアリが発生するなど良くないことも起こります。
ここでは切り株を抜く方法や切り株や庭にシロアリを見つけた時の簡単な駆除や対処についてまとめています。
伐採した切り株だけ残しておくとシロアリが付く
抜根して高額になったり、面倒な作業をするのを避けるためにこのようにおすすめする人もいますね。
しかし、数年放置している間にシロアリが付いて大変だったという人も少なからずいますので要注意です。
切り株や根にシロアリがいるのを見かけた時の駆除方法
私が、切り株、木の根、庭でシロアリを見かけた時はほぼ材料費の追加料金で簡単な処置だけして様子を見てもらってました。
まず、最初にスプレーで見える範囲のシロアリを退治します。
いくつかブランドがありますので、好きなモノを使えば良いでしょう。
スプレーで表面的なシロアリを退治した後は置き薬?的な駆除剤を設置します。
イカリシロアリハンターをいくつか置いておけば、数個中1個か2個は食べられているのでお客さんも効果あったと喜んでいましたね。
ただ、基本的には伐採と同時に抜根もしてしまった方が安心です。
切り株に消毒など予防をしておけば大丈夫なのですが、大木の手間が嫌で切ったのに切った切り株にまで手を掛けられたら面倒ですよね。
また、切り株や根っこが残ったままだとその後に何もできなくなってしまいます。
シロアリ対策に抜根は自分でするのも良い
抜根というととても大変なイメージがありますが、作業的には必要なものは体力だけですので、難しい作業ではありません。
とにかく掘って行くだけですし、作業条件によってはロープを縛り付けて車で引っ張れば簡単に根っこが緩みますからね。
かなりの大物でも掘る場所さえ広ければ2時間~3時間ほど頑張れば抜けますし、それだけで1万円~2万円変わると思えば自分でやる価値は十分にあります。
注意点は、根元から伐採してしまうと抜根作業が大変になるので、根元から1m程度は残しておいてもらうようにしましょう。
1mもあれば、揺すり起こせますし、場所があれば車で引っ張るのも簡単になります。
自力での抜根作業に必要な道具
自力で抜根するのであれば、切り株の大きさによって道具を揃えないといけません。
・ショベル 金象印が最強
・根切り
・大ハンマーもあるとかなり楽
植木屋としてはこの中で一番必須は「根切り」ですね。
切り株や根っこが大きければ大きいほど根切り無しに作業なんてしたくありません。
動かない根を揺するのにテコの原理を使うことが多いので、大きな根切り(無ければバール)は非常に重要な役割を果たします。
ちなみに、根切りはのこぎりなどでも良いのですが、のこぎりではかなりの土を切ってしまうことになるので、すぐにダメになってしまってもったいないです。
道具を揃える出費と掛かる手間を考えればで地域の業者を探した方が安く済むかも知れません。 くらしのマーケット
自力で切り株を抜根するコツ
自力で抜根作業をするコツは一つだけです。
体力と根性です。
真面目に言えば、大きな切り株を抜根したことがない人がやりがちなことがありますね。
それは、想像以上に大掛かりになることを想像していないので幹の近くから掘り始めることです。
そうすると、掘るスペースが少なくなってしまうので掘り起こすのが難しくなりますね。
私は、もし切り株が30cmだとすると1mは離れた場所から掘るようにしていました。
遠くから堀り始めた方が結果として早くて楽ですし、根っこもしっかりと除去しやすくなります。
ただ、それほど掘る場所に余裕がない場合はどうしようもないです。
そうなると、必要なモノは道具、体力、根性、さらに諦めない心になってしまうことも多々ありますけどね。
まとめ
シロアリがついた切り株を自分で抜根するのも良いですが、道具を揃えるのに1万円以上は掛かる可能性があります。
使える道具を何も持っていないのであれば、作業に掛かる時間と体力、必要な道具代を考えると、全て業者に任せた方がコスパが良い可能性もありますね。
どちらが良いかは料金次第ですし、伐採や抜根は業者によって料金が全然違います。
ひとまずどうするかはで地域の業者で料金を比較してから考えると良いでしょう。 くらしのマーケット