植木屋に作業を依頼しようとすると、その多くは「ゴミ処理代金は別途必要です」というような記載がありますね。
また、ホームページに参考のゴミ処理料金が記載してあり「軽トラック1台で5000円ほど」というのも見かけます。
ここでは、このような疑問を解決します。
・植木屋のゴミ処理料金がホームページと全然違う理由
・業者によってゴミ処理料金が違う理由
・ゴミ処理料金はどんぶり勘定
植木屋のゴミ処理代金がホームページの参考料金と違う
だいたいの植木屋のホームページには「ゴミ処理料金は別途必要」と記載があるだけですが、親切なホームページには参考料金が掲載されています。
ネットなどを調べていて一番良く書かれているのが「軽トラック1台5000円」ですね。
ただ、この軽トラック1台5000円というのは、あくまで目安でしかありません。
なぜかと言えば、軽トラック1台というのは軽トラックの荷台に載せていっぱいになった料金だからです。
例えば軽トラックの荷台というのはこのようになっています。
この一番低い白い部分を荷台にゴミをいっぱいにして5000円という意味ですね。
しかし、一般的な植木屋では荷台の横と後ろにコンパネ(板)を立てて箱型にします。
そのように、箱型にしてゴミを積めば通常の3倍~4倍はゴミが入るようになるので、同じ軽トラック1台分でもゴミ処理代金が5,000円だったり15,000円になったりする訳です。
業者によってゴミ処理料金が違う理由
業者によってゴミ処理料金が違う理由はゴミ処理方法が違うからです。
前者の場合は、作業中に何度かゴミを捨てに行ったりするので、その手間賃なども含まれて料金が高くなる傾向があります。
後者の場合は、1回で済むので比較的ゴミ処理料金が安くなる場合があります。
ただ、後者の場合はチェンソーなどの道具の消耗が激しく、トラックの荷台を傷つけてしまうことが多々ありますし、チェンソーの騒音で隣近所へ迷惑を掛けてしまうことを考えてしない業者も普通にあります。
ゴミ処理が枝ゴミだけなのか、枝ゴミ+幹が混ざるのか、さらに根っこなどが混ざるかどうかでもゴミ処理料金は大幅に変わるので、依頼の際は覚えておくと良いでしょう。
植木屋のゴミ処理料金はどんぶり勘定
ここまで説明したとおりゴミ処理料金は基本は軽トラックの荷台でどれくらいの量になるかを目安にして決めるのですが、植木屋のゴミはハッキリ言ってどんぶり勘定です。
重さは、荷台がどれくらい沈んでいるから何キロ位と判断できるのですが、それは見積り段階では分かりませんので、あくまで経験則から考えて見積りをしています。
もちろん、伐採して太い幹がたくさんあったり、抜根して大きな根っこがあったりしても高くなるのは当たり前ですが、それらも経験則からの見積りです。
ただ、中にはお手入れ料金は安いのにゴミ処理が妙に高い業者もあります。
などと、それらしきことを話してボッタクる業者もいますので注意して下さい。
まとめ
植木屋によってゴミ処理料金が違う、見積り料金が違うということは何も珍しくない話です。
そのようなことにならないためにも、植木屋に依頼する場合は必ず見積りをしてもらい、内容に納得してから依頼することですね。
などと考える人も多いですが、相見積りされるのはビジネスとして当たり前ですし、見積りは不在でも大丈夫な業者が多いです。
せっかくネットで気軽に依頼できる見積り無料の業者が多くなっているのですから、遠慮なく見積りをしてもらうと良いですよ。